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半可通素人

哲学から魚のお話まで。半可通素人が書き散らかすブログ。

何かを選ぶ、というのはそれ以外を捨てることだよ (転職話その2、だけどその1も含めました)

前回書いた転職話(転職って遠い世界のことだと思ってた人が転職してみた話(その1) - 半可通素人)の続き…ですが、怠慢により前回から3ヶ月も間を空けてしまったので、もはや続きもあったものではありません。読んでいただいた方も何を書いていたか忘れて…

ゲスの振り見て我がゲス直せ

いつも浮き世からズレたことばかり書いているこのブログですが、たまには時事ネタでも。photo by carulmare◆騒がしい世の中 年が明けてからまだ3週間と経ちませんが、世間を賑わせる出来事がまるでワザとやっているかのごとく盛り沢山です。中でも、人気タ…

Teach For Japan、クロスフィールズ、ヒューマン・ライツ・ウォッチという変革者たち − ソーシャルビジネス話の続き(その2)

前々回、前回と書いている社会的企業に関するフォーラムの覚え書きの続きです。遅筆で恐縮です。 「37.5℃の涙」のモデルになったソーシャルビジネスの話を聞いてきた - 半可通素人 全米150都市に翌日までに荷物を届けるには?に学ぶイノベーションの手法 − …

全米150都市に翌日までに荷物を届けるには?に学ぶイノベーションの手法 − ソーシャルビジネス話の続き

「37.5℃の涙」のモデルになったソーシャルビジネスの話を聞いてきた - 半可通素人 前回の記事で書いた社会的企業に関するフォーラムの覚え書きを続けます。 ◆イノベーション研究第一人者の話 前回ご紹介した認定NPO法人フローレンスの話の前に、基調講演とし…

「37.5℃の涙」のモデルになったソーシャルビジネスの話を聞いてきた

photo by Intersection Consulting ◆ソーシャルビジネスという事業 社会的課題をビジネスの手法で解決するーー「社会的企業」、「ソーシャルビジネス」あるいは「ソーシャルイノベーション」という企業体が近年注目されています。バングラデシュにあるグラミ…

「みんなちがって、みんないい」じゃないと病んでるし楽しくないよね

先日の記事で川についての話を幾つかご紹介しました。少しでも興味を持っていただけたら幸いですが、私がいわばニッチな分野である「川マニア」になっている理由の一つに大学在学時に行っていた研究があります。 photo by Storm Crypt

戦後70年の節目に「西洋政治思想史」から考える:何故私達は過ちを犯すのか

※8/18追記修正しました。 photo by --Tico-- 今日は70回目の終戦記念日です。 70年という年月は長いもので、私は直接戦争を知らない世代ですし、日本に住んでいれば「戦争」という言葉はどこか実感を伴わないものになってしまっているというのが偽らざる感覚…

何も話さなければそこにいないのと一緒である、という不都合な真実

時折何気ない瞬間にふと、昔のことを思い出すことがあります。その中でも「自分の考えに大きな影響を与えた言葉」というのが幾つかあり、昨日そんなことを考えていたので記事にします。 photo by a2gemma

行き過ぎた効率化はシステムへの依存を生み「余裕」と「らしさ」を失わせる(その3)

行き過ぎた効率化はシステムへの依存を生み「余裕」と「らしさ」を失わせる(その1) - 半可通素人 行き過ぎた効率化はシステムへの依存を生み「余裕」と「らしさ」を失わせる(その2) - 半可通素人 前回からの続きです。 効率化も度を過ぎるとそれ自体が目…

行き過ぎた効率化はシステムへの依存を生み「余裕」と「らしさ」を失わせる(その2)

行き過ぎた効率化はシステムへの依存を生み「余裕」と「らしさ」を失わせる(その1) - 半可通素人 続きです。 前回は、効率化を推し進めるほどにシステムへの依存が強まる、そして現代社会の代表的なシステムである資本主義による効率化の手段としてのお金…

行き過ぎた効率化はシステムへの依存を生み「余裕」と「らしさ」を失わせる(その1)

世の中「効率化」という言葉が花盛りです。特に企業活動においては効率が優先され、それは生産性という言葉で表されたりもします。 photo by mag3737 しかし巷間でよく言われるように、行き過ぎた効率化は歪みや弊害をもたらします。このことはしばしば議論…

ネットが可視化する「低学歴の世界」の怖さ

photo by xJason.Rogersx ◆低学歴の世界 先日たまたまネットで衝撃的な記事を見かけました。 私のいる世界→追記の記事2つあります - ひきこもり女子いろいろえっち ブログタイトルがなんだか勘違いさせてしまうようなものになっていますが、この記事には日…

攻殻機動隊に学ぶ現実社会のサバイバル術

photo by tj.blackwell 創作は現実の鏡像である。 ここのところ連続して取り上げている攻殻機動隊ですが、この作品を通じて見えてくるものがあります。 ◆この世の現実をどう見るか 以前、本ブログで以下の記事を書きました。 <a href="http:/…

日本の街は没個性

photo by halfrain 仕事での出張や旅行などで日本の各地に出掛ける機会が時々あります。先々月には1週間のうちに宇都宮→函館→神戸→浜松という強行日程を組んだこともありました。そうした時に思ったこと。 「日本の街ってどこも似たり寄ったりじゃないのか?…

アメリカは反知性主義、日本は半知性主義

photo by iandavid アメリカを動かす「反知性主義」の正体:日経ビジネスオンライン 少し前の日経ビジネスの記事ですが、興味深かったのでご紹介します。 近頃話題?らしい、「反知性主義」についてインタビュー形式で解説している話ですが、反知性主義とい…

「知らないこと」の壁は高くて厚い

まずはこちらを読んでみてください。 <a href="http://fuhouse.hatenablog.com/entry/2015/04/13/184022" data-mce-href="http://fuhouse.hatenablog.com/entry/2015/04/13/184022">誰かのことは永遠にわからない(けれども諦めたらそこで試合終了だよ) - 腐ハウスブログ</a>fuhouse.hatenablog.com ネットでたまたま見かけたブログですが、淡々とした語り口の中に日本社会における「見えない格差」を含め…

ネット言論の偏りに透ける現実

過去記事(「ネット人物像」の限界 - 半可通素人)でネットは文字情報に依存しているので人物像の理解が難しいという話を書きましたが、もう少し話を拡げます。 photo by Kalexanderson ◆「ウェブ進化論」の実際 誰もが発信者となれるネットでは、現実におけ…

「ネット人物像」の限界

コミュニケーションの難しさは折に触れて感じることも多く、よく議論の対象にもなりますが、今日はその中でもインターネットにおける不特定多数を相手にしたコミュニケーションについて。 photo by hang_in_there 日本を含む先進国と呼ばれる国々ではインタ…

「頭が良い人」の構造

頭が良い人になりたい。 ◆「頭が良い」ということ 先日、中学校の恩師と久しぶりに食事をする機会がありました。この恩師は「感動に余韻を」をモットーにしたり、クラスを文化祭の合唱コンクールにガチで取り組ませて金賞を取らせてくれたり、「情けは人の為…

教育は人の問題 ≦ 環境の問題だった?(その6)

教育問題の背景にはお上の規制という環境要因があるという話をしましたが、なぜそのようながんじがらめの縛りが生じているのでしょうか?理由について自分なりに考えてみます。 ひとつは前回述べた教育の一貫性と安定性を担保するという目的があるのでしょう…

教育は人の問題 ≦ 環境の問題だった?(その5)

◆教育問題は教師のせいばかりじゃない これまで述べてきた人間の精神的低年齢化、上下関係の形骸化について、前回も書いた通り高校までの教育が大きく影響しています。 高校までの教育の質が低下していった結果、人間的に未熟な人が増加します。その世代が親…

教育は人の問題 ≦ 環境の問題だった?(その4)

前回の記事(教育は人の問題 ≦ 環境の問題だった?(その3) - 半可通素人)で上下関係の形骸化について書きましたが、足りない部分があったので追加します。 ◆教えることで教えられるという見返り まず、上下関係において下の面倒を見る上に対する見返りは「自…

教育は人の問題 ≦ 環境の問題だった?(その3)

◆好かれたいから上下関係を装うという風潮 教育を考える材料の1つとして、上下関係について着目します。 思い出してみると、年齢が上がるにつれて上下関係は厳格になっていき、小学生までは年上にもタメ口で話していたのに中学生になった途端上級生に敬語を…

教育は人の問題 ≦ 環境の問題だった?(その2)

◆精神的な低年齢化が進んでいる・・・のか? 教育の問題に関してしばしば挙げられるのが、精神的な低年齢化についてです。 これは近年では授業中にじっと座っていられなかったり、すぐにキレる子供などとして表面化しています。そして子供だけではなく、低年…

教育は人の問題 ≦ 環境の問題だった?(その1)

教育については過去記事で何回か書いていることもあり、関心のある分野です。 まずは雑巾掛け、皿洗いから。:量質転化で自分を変えられる - 半可通素人 DQN再生産システムと孫子の兵法を認識すること - 半可通素人 黒子のバスケ脅迫犯はあなたのすぐそばに…

街場の就職活動論 ‐ 武器が無いなら作ればいい

以前7回にわたって投稿した記事を1つにまとめました。11,000文字以上とやけに長いのですが、ある程度まとまった考えが書けたかなと思います。周囲に就活を控えている学生がいる方など参考にしていただけると幸いです。 ◆概要 「本当に自分に合った仕事」など…

グノシー≒反宇宙的二元論?というひねくれ論

前回の記事(身近に転がっている二項対立の罠に気をつけよう - 半可通素人)で書いた二項対立から、更に話を広げます。 photo by Kyoshi Masamune ◆二元論という古くからの思想 二項対立としてよく挙げられる「善か悪か」という考えは、古くから人の思考の対…

身近に転がっている二項対立の罠に気をつけよう

都合によりしばらくお休みしていましたが、ぼちぼち書こうと思います。 photo by European Parliament ◆単純な二項対立という罠 先日の記事で、人間の感覚はアナログなので0か1かではなく0と1の間がモノをいう世界だと書きました。 &lt;a href="http://hnktu…

羅王様から脳髄に北斗剛掌波をくらった体験記

photo by CarlMilner 時々このブログの題材になっている友人主催の読書会(ホットグループなら良いこと探しやろうぜ - 半可通素人/ITって簡単に言うけど情報を知識に昇華できてる? - 半可通素人)ですが、年が明けて1回目の会がとても示唆に富んでいたので…

街場の就職活動論 ‐ 武器が無いなら作ればいい(その7:完結)

街場の就職活動論 ‐ 武器が無いなら作ればいい(その6) - 半可通素人 の続きです。 ようやく完結まで辿り着きます。 ◆就職活動は手段であって目的ではない photo by Sean MacEntee ここまで、就職活動に臨む際の姿勢や方法論について長々と述べてきました。…

街場の就職活動論 ‐ 武器が無いなら作ればいい(その6)

街場の就職活動論 ‐ 武器が無いなら作ればいい(その5) - 半可通素人 の続きです。 こんなに長くなるとは思っていませんでしたがそれもまた良しとします。 ◆まずは職に就くこと。話はそれから photo by JiPs☆STiCk 日本は豊かな国である、とよく言われます…

街場の就職活動論 ‐ 武器が無いなら作ればいい(その5)

街場の就職活動論 ‐ 武器が無いなら作ればいい(その4) - 半可通素人 の続きです。 図らずも長期シリーズになっている本記事ですが、折り返し地点は過ぎました。まだ折り返しかよ!という突っ込みが聞こえてきそうですが…。粛々と書くだけです。 ◆様々な企…

街場の就職活動論 ‐ 武器が無いなら作ればいい(その4)

街場の就職活動論 ‐ 武器が無いなら作ればいい(その3) - 半可通素人 の続きです。 思わず長編になってきていますが…気長にお付き合いいただけると幸いです。 ◆「新卒一括採用」という制度の功罪 日本での就職活動においては、「新卒一括採用」というのがほ…

街場の就職活動論 ‐ 武器が無いなら作ればいい(その3)

街場の就職活動論 ‐ 武器が無いなら作ればいい(その2) - 半可通素人 の続きです。 ◆ありふれた経験も「自分ならではの話」にできる 就職活動では、とかく「何か他人にはない特別なことでアピールしないと! 」という心理が働きます。しかし実際には、そん…

街場の就職活動論 ‐ 武器が無いなら作ればいい(その2)

前回の記事(街場の就職活動論 ‐ 武器が無いなら作ればいい(その1) - 半可通素人)の続きです。 ◆「なぜ?」をとことん繰り返すのがポイント photo by jjpacres 前回、「 自分の話に根拠と納得感を持たせるための理由探し」が自己分析と書きました。しかし…

街場の就職活動論 ‐ 武器が無いなら作ればいい(その1)

◆概要 「本当に自分に合った仕事」などそうそうないと知ること 「自己分析」なんて大したことではない 「なぜ?」をとことん繰り返すのがポイント ありふれた経験も「自分ならではの話」にできる 嘘はバレる 「新卒一括採用」という制度の功罪 様々な企業の…

人のふり見て我がふり直せ、天に唾すれば我が身に返る

photo by alles-schlumpf お久しぶりです。また更新に間が空いてしまいました。 気が付いたらブログ開設から3ヶ月が経っていました(最初の記事)。いつも読んでいただいている皆様、本当にありがとうございます。 この頃は血圧が上昇気味なのか、血気盛んに…

数字を信じるだけでは狂信者と踊るだけです

photo by 401(K) 2013 突然ですが、時には世の常識を疑ってみましょう。 ◆お金の価値は幻想 みんな大好きお金について。 世の中、お金が全てのように回っています。実際にお金がないと人は生活ができません。しかしこのお金、その価値は揺るぎがないことのよ…

このままだと人間はただの葦である、になっちゃうよ

photo by Jesse Michael Nix いよいよ特定秘密保護法の施行が2日後に迫ってきました。 今日は、何故この頃こんなにこの法律についてしつこく書いているか、ということについて触れます。 ◆この法律が私達から何を奪うか 「人間は考える葦である」というパス…

残酷だけどこの世で起きていること:うさぎ!を読んで知ろう

前回の記事(選挙に行かないと欲求段階下がっちゃうよ、そんなのは嫌だ! - 半可通素人)でこの国が抱える問題について書きました。 今日はさらにその前提となる問題について触れます。 皆さんは、小沢健二氏が書いた「うさぎ!」という寓話をご存知ですか?…

選挙に行かないと欲求段階下がっちゃうよ、そんなのは嫌だ!

photo by Kheel Center, Cornell University “メロスは激怒した。必ず、かの邪知暴虐な王を除かねばならぬと決意した。” これはかの有名な「走れメロス」の冒頭部分ですが、まさにこのような強い憤りを感じました。この本にも同様の記述があります。 『日本…

街場の脱非モテ論 ‐ スカイツリーの展望台から眺めを見てやろう(2/2)

◆今までモテなかったことを武器にする 今まで非モテだったからといって、悲観する必要も自分を卑下する必要もありません。物事には常に裏表、隠と陽があります。ここで考え方を変えて、むしろモテなかった経験を武器にする方向を目指しましょう。 不遇にもモ…

街場の脱非モテ論 ‐ スカイツリーの展望台から眺めを見てやろう(1/2)

お久しぶりです。しばらく更新していませんでしたが、何をしていたかというとちょっと異世界に行っていました。 &amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;lt;a href="http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4226604.html" data-mce-hr…

ITって簡単に言うけど情報を知識に昇華できてる?

photo by HAMED MASOUMI &amp;lt;a href="http://hnktusrot.hatenablog.jp/entry/2014/11/14/%E3%83%9B%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97%E3%81%AA%E3%82%89%E8%89%AF%E3%81%84%E3%81%93%E3%81%A8%E6%8E%A2%E3%81%97%E3%82%84%E3%82%8…

ホットグループなら良いこと探しやろうぜ

photo by Glyn Lowe Photoworks. 「良いこと探し」というのは案外難しいです。 先日、友人が主催している読書会に誘われたので参加してきました。 ドラッカースクールで学んだ本当のマネジメントという本を題材に、章ごとに感想や職場での自身の状況に照らし…

残念な人になりたくなければ心のイケメンを目指せ

photo by jacob earl ◆生き様は顔に出る どこで聞いたのか、「人は40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持たなければならない」という言葉があります。これは事実(真:true)であり全ての人が自覚すべき事項です。 顔は生まれつきだから変わり様がないだろ、とい…

自責と品質意識と傾聴をわざマシンで覚えたい

photo by skyis 先日友人の企画で、友人と別の課の課長と私とで酒席をもうける機会がありました。それぞれ所属は異なります。 そこで課長から仕事に対する姿勢について有意義なお話を聞いたので、備忘録も兼ねてここに記します。 こういうものは、記憶が新鮮…

DQN再生産システムと孫子の兵法を認識すること

photo by Luca Barcellona - Calligraphy & Lettering Arts あなたは大学に入ってその放置スタイルっぷりに戸惑った経験はありませんか? 以前教育について言及したので(過去記事:まずは雑巾掛け、皿洗いから。:量質転化で自分を変えられる - 半可通素人 …

神様は信じるけど宗教は信じません

◆宗教について考える 哲学、心理学、禅などについて記事を書いたりしてきましたが、これらの根底を探っていくと心の問題に行き着きます。哲学、心理学、宗教などは心について現れるよしなにを語ったものにすぎません。 &amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;amp;lt;a…

黒子のバスケ脅迫犯はあなたのすぐそばにいる (2/2)

◆昨日は踏み込み不足でした 昨日の記事(黒子のバスケ脅迫犯はあなたのすぐそばにいる (1/2) - 半可通素人)で肝心なところの踏み込みが甘かったので、追記します。 渡邊被告の書いた意見陳述がなぜ「典型的な受験秀才の書く文章」なのか? その理由として「…