北海道にはコーラに匹敵する飲み物がある
(2014/9/21加筆修正しました。)
あなたはガラナという飲み物を知っていますか?
本州以南の人にはほとんど馴染みがないと思いますが、北海道のスーパーやコンビニなどでは至って普通に売られている炭酸飲料です。
コーラのような見た目で、味は子供の頃飲んだ風邪の飲み薬シロップのような?(笑)甘い味がします。
私は大学時代を北海道で過ごしたのですが、初めてガラナを見た時は「何この怪しい飲み物…美味しいの?」と思ったものです。
ですがこの甘い味に妙な中毒性があり、ハマる人はハマってしまいます。
私のように(笑)
このガラナ、製造メーカーによって多少バリエーションがあり、主に「コアップガラナ」(株式会社小原)と「キリンガラナ」(北海道キリンビバレッジ)などがあります。
↑コアップガラナはこんな飲み物。キリンガラナは冒頭の写真です。
コアップガラナは少し酸味が強いので私はもっぱらキリンガラナ派です。
しかしキリンガラナ、表示によるとコーヒーの3倍!のカフェインが含まれているそうで、身体にいいとはあまり言えないですね…。おかげで飲むとシャキッとして元気が出る気がします(プラシーボ効果もプラスされているかも)。
そしてキリンガラナの赤黒のデザインですが、北海道のサッカークラブ、コンサドーレのユニフォームにそっくりです。
コンサドーレがガラナの真似をしたのか、ガラナが真似をしたのか…。
おそらく後者でしょう。
そんなガラナ、北海道内ではコーラ並の人気を誇ります。もしかしたらコーラ以上かも知れません。
道産子の中にはガラナが北海道限定と知らずに飲んでいる人もいるという噂です…。
ではなぜ本州では見かけなくて北海道で人気なのか?
その秘密は「コーラ v.s ガラナ」という対決にあったようです。
以下、Wikipediaからの引用です。
「日本では1958年、アメリカのコカ・コーラに対抗するため、全国清涼飲料協同組合連合会が開発した。特にコカ・コーラの製造が他の都府県に比べ遅かった北海道では、コーラ飲料より一足先に普及した。全国をコカ・コーラ等大手飲料水メーカーが席巻し都府県の中小飲料メーカーが廃業する中でも、北海道では根強い人気を持ち、その名残として未だに中小メーカーや大手飲料メーカーが北海道限定品として販売している物が多い。」
コーラに対抗して全国清涼飲料協同組合連合会が開発、ってちょっと驚きですね。
他にも北海道限定の飲み物として「カツゲン」という乳酸菌飲料もあります。
何だか元気になりそうな商品名ですね。
味は酸っぱめのカルピスのような…?
ちょっと記憶が曖昧です。
北海道は本州以南にはない飲食物が結構あるので、探してみると面白いです。
北海道に行く機会があった時はお土産にいかがでしょうか?