新しい自動改札機は「利用者目線」に沿っているか?
日常でふと感じた違和感。
今日はそんなことを取り上げてみます。
◆新しい自動改札機が使いづらい
少し前からJR自動改札の料金表示が奥から手前に変更されて(JR東日本の話です)、Suicaからいくら引かれたかが見えにくくなって使いづらいと思っていました。何故わざわざ使いづらい方向に変えるのか疑問に思っていたのですが、調べてみると残額確認のために少し立ち止まることで、しっかりカードをタッチさせてエラーを減らすことが目的の1つらしいです。
JR東日本、新型自動改札機について。.JR東日本では最近新型自動改... - Yahoo!知恵袋
視線を前に向けたまま通り抜けられたほうがスムーズに感じるのですが、逆に視線を一度落とすことを意図した変更ということでしょうか。でも使いづらいという感覚は変わりません。
確かに前を歩いている人のタッチのエラーで改札のゲートが閉まってイラっとくるのは減るかもしれませんが、それこそ「利用者目線」での検証は十分に行われたのでしょうか?
私の最寄り駅も先週改札機が入れ換えられました。しかしわざわざ料金表示箇所に「残高↓」という説明書きが付け加えてある始末です。
これ、変更の理由が分かっていて通っている人ってどれ位いるんですかね…?
それとも都会人はそんなことは気にしないのでしょうか?
利用者の使い勝手を優先するか、システムとして誤動作なく機能することを優先するか、設計者側も利用者側も二項対立に悩まされますね。
ICカードの読み取り速度を上げてエラー頻度を下げるなど、技術的に解決できる要素はまだ残っているとは思いますが。
インフラを作る上で、人の動線を考慮することは使い勝手に直結します。東京、新宿、渋谷など都心の駅は言うまでもないですが、菊名駅のJRと東横線の乗り換えとか人の動線を考慮して造ったとはとても思えないです。鉄道会社が違うのでどこに文句言えばいいのやらですが。
渋谷は再開発されてますます入り組みましたね…。
私なんかはすごい方向音痴なので、これは切実な問題です。
話が多少飛躍しましたが、皆さんは新しい自動改札機について、使いやすいと思いますか?
◆おまけ
電車の話を書いたのでもう1つ話題を。
私にとって通勤電車はおおいにストレス源なのですが、車通勤よりはましのようです。
これではストレスを溜めないためには自転車通勤できる距離に住む、しか選択肢が残されないですね…(苦笑)