ステップ型思考とスキップ型思考:思考の枠に囚われず地に足をつけて見てみよう
昨日に引き続き父との会話から印象に残ったことについて書きます。
私の父は中国に単身赴任しており、国慶節(中国の建国記念日)の休みで日本に一時帰国していたので久しぶりに話をしました。
なお国慶節と旧正月(2月頃)の2回しか長期休暇が無いので、年2回しか帰国せず私の家族の中ではレアキャラのポジションです(笑)
そんな父曰く、「日本人はコツコツと物事を順序立てて進めていくけど、中国人は違う。彼らは如何に少ない手間で多くの報酬を得るかを常に考えている。成功を収めたノウハウを他所から持ってきて、上手いやり方ができる人が頭が良いと褒められる。
だから日本人の思考はステップ型だけど、中国人はステップじゃなくてスキップ。」ということらしいです。
「ギョギョッ!!そ・・・そうだったのかッ!!!」
まさに目が飛び出る思いでした。知らなかった・・・。
やはり現場を見ている人の言葉は違います。全ては現場で起こっているのです。
これを踏まえるとなぜ中国人がパクるのか、が非常によく説明できます。
まあパクるにしてももっと質を上げろよ、と思いますが彼らにとってはそれで稼げれば質は問題にならないのでしょう。
実に興味深い。彼らが自分勝手で躊躇なくパクる民度が低い人種、という誤謬に陥ることなく、客観的な視点を与えてもらいました。
無自覚に批判しても得られるものは少ないです。そもそも価値観が違いすぎるのですから。
自分達がいかに思考の枠に囚われているか。地に足をつけて観察、客観的事実を見出して思考することの重要性を示す驚きの話でした。
他にも興味深い話が聞けたのですが、今日はこの辺で。
出し惜しみするわけではありませんが・・・。
面白いんだぜ中国!