半可通素人の漂流

哲学から魚のお話まで。半可通素人が書き散らかすネットの海を漂流するブログ。

牛スジって牛のアキレス腱なんだって

 寝る前のストレッチをしている時に、ふとアキレス腱のアキレスって何だ?という疑問が湧きました。
 
 こういう時のGoogle先生、ということで。

 

腱の名前はギリシア神話に登場する英雄アキレウスから取られている。

アキレウスはプティア王ペレウスネレウスの娘テティスの間に生まれた。テティスはわが子を愛してその肉体を不死身にしようと、冥府の川ステュクスにまだ赤子であったアキレウスの全身を浸したが、その時母親がつかんでいたかかとだけが水に漬からず、かかとの部分のみ生身のままで残った。

アキレウスは長じて人中最大の英雄となり、トロイア戦争で活躍するが、ついにはパリス王子に弱点のかかとを弓で射抜かれ、これが原因となって命を落とした。この伝説からアキレス腱は致命的な弱点の代名詞ともなった。 

アキレス腱 - Wikipedia

 
 日本にも「弁慶の泣きどころ」という言葉がありますが、アキレス腱はもっと致命的な箇所だったのですね。
 
 ちなみに関西でおでんのネタとして有名な牛スジは、牛のアキレス腱だそうです。
ウシのアキレス腱は、牛筋(ぎゅうすじ)と称して、各種煮込み料理に利用される。他の動物のものも同様に食用になるが、大きさが小さいものは、わざわざ分けて料理にされる事は少ない。健康食品として広く認識されるコラーゲンが主成分であるため、栄養価値が強調されることがある。
 
 そろそろおでんが美味しい季節になってきましたね…。