とある週末の記録
先週末に外出先で通りすがった商店街で、古本フェアをやっており通りの真ん中スペースにずらーっとテントが出ていました。
その中に驚愕の3冊100円スペースを発見したので、思わず大量につまみ買いしました。ちょうど気になっていた本がいろいろ手に入り、どんな読書の秋フラグですかねこれと思った次第です。
これで400円!ほくほく。
思えば古本を買うとは不思議な行為です。その本の前の所有者のことは何一つ知りません。その人がこの本にどういう思いを抱いたのか、あるいは抱かなかったのか。自分もまたこの本を売ることになったら、その繋がりの一部になります。次の人はどんな思いでこの本を手に取るのでしょうか。
こういった過程も楽しめることから、私はやっぱり紙の本が好きです。
また、帰りの道中に良さげなパン屋を見つけたので迷わずパンを購入しました。
カウンターの店員の方に聞いたら、なんと大正からやっているお店だそうです。どれだけ大先輩なのでしょうか…。これから通うので、まだまだ残っていて欲しいです。
カウンターの右側が喫茶スペースの入り口になっており、中で飲み物を注文すればカウンターで買ったパンを持ち込んでもいいとのこと。お昼時ということもあり早速中に入りました。
中の様子です。外見からは想像つかない程広く、味のある喫茶店の風情を感じます。入ったら店員のお婆さんが熱心に新聞を読んでおり、しばらく私に気付かなかったので勝手に座りました(笑) そういうのもおおらかで良いと思ってしまいます。
おかげさまでのんびり昼食時間を楽しむことができました。
時にはぶらぶら歩いて周りの景色に目をやってみると、意外な発見があるものです。