半可通素人の漂流

哲学から魚のお話まで。半可通素人が書き散らかすネットの海を漂流するブログ。

「発見」という名のカクテルとリキュールの奥深い世界

   酒は呑んでも呑まれるな。

 
   今日は意外と知られていない私のお気に入りのカクテルについて。
 
   「ディスカバリー」というカクテルをご存知ですか?ディスカバリーと言えばディスカバリーチャンネルの方が圧倒的に有名ですが、こちらもまさに「発見」なカクテル。
 
 
   材料は、アドヴォカートという卵の(!)リキュールとジンジャーエール。これだけ。まず卵のリキュール?となりますが、オランダの割と有名なリキュールで、卵黄とブランデー、糖分を熟成させたお酒です。
 

 こんな感じの黄色くて濃い感じのリキュールです。これを更にジンジャーエールで割るの?と常人では思いつかない発想ですが、これが実に良い組み合わせになります。飲み口は甘いのですが、ジンジャーエールのおかげで甘過ぎず爽やかな後味。女性にもおすすめで、まさに「発見」です。どんな味かは実際に飲んで確かめてください。凝ったバーであればメニューにある場合もありますし、アドヴォカートさえあればバーテンダーさんに頼めば作ってもらえると思います。

 
   私はこれを大学生時代にお酒好きの先輩に教えてもらい、衝撃を受けて以来のお気に入りです。その先輩に教えてもらったことで、リキュールを炭酸で割る場合は通常リキュールを先に入れて、炭酸を後から注いで泡が浮き上がる力で混ざるように作るのですが、アドヴォカートは濃くてまったりしているので、炭酸でも混ざらないため順序を逆に入れるということです。カクテルの世界も知れば知るほど面白い。
 
   アドヴォカートを使ったカクテルとしてはスノーボールというのも有名で、こちらはライムジュースとレモネードで割ったものです。お店によって多少レシピが異なっているようです。
 
 
   卵のリキュールなんて初めて知ったという方も多いかと思いますが、リキュールの世界も奥が深く、探せば実に様々な物がお酒になっています。
 
   有名なところでは、大学生が大好きカルーアミルクの材料であるコーヒーリキュールのカルーア 

 

サントリー カルーア コーヒーリキュール 700ml

サントリー カルーア コーヒーリキュール 700ml

 

 

 ミドリというメロンリキュール。

 

 

 モーツァルトというチョコレートリキュール。

 

 

 牛乳リキュールなんてのもあります。

 

 

 思えば日本にも焼酎に様々な種類があります。蕎麦焼酎、シソ焼酎、コーヒー焼酎とか。 
 
   皆さんも珍しいリキュールを探して自分だけのカクテルを「発見」してみると面白いですよ。