夏になるとどうして自分だけ?という思いをする
毎日うだるような暑さが続き、外は歩くだけでクラクラしてしまう灼熱地獄の様相です。道端に地上での短い一生を終えた蝉の亡骸を見かけると、ああ夏だなという感覚が一層強くなりますね。
そんな季節につきものの、蝉に並んで風物詩となっている蚊にまつわる話です。
何故か私は異様に蚊に刺されやすいという弱点?を持っています。蚊のいるところに複数人でいると、大抵私だけが蚊に刺されます。従って一緒にいる人は蚊がいても私の方にばかり来るので刺されずに喜ばれるのですが、当の私は堪ったものではありません。「蚊寄せ人間」という不名誉な境遇は立派な悩みの種です。蚊にモテても全然ありがたくないよ!
この事実に気が付いたのは大学生の頃です。当時は研究で川のフィールド調査をしており、それこそ蚊の生息場所に度々入り込んでいました。湿地帯などに行くと、「蚊柱が立つ」といって蚊の大群が固まって飛んでいてそこが黒く柱状に見えるくらいです。そんな所にホイホイ入って1日外にいるともう大変です。ある時の夏は顔中を刺されてボコボコになり、人相が変わったと言われて怖がられたほどです。この話をしているだけで痒くなってきました。
- 血液型
血液型によって蚊の好き嫌いが分かれるということが実験的に確かめられているそうです。そしてO型、B型、AB型、A型の順で刺されやすいとのこと。蚊がどのようにヒトの血液型を判別しているのか不明ですが、私はA型なので最も刺されにくいはず…ッ!よってこれはあたりません。
- 汗をかいている
蚊は汗の成分に反応するので、汗をかきやすいひとは狙われるようです。加えて、熱を感知するので体温が高い人の方へ向かいやすいそうです。汗は確かにかきやすいかもしれない。けど人に比べて激しく汗かきかと言われると違うような。
- 体型
- 色黒
蚊は黒色を好むので、黒い服を着ている人や色黒の人に寄ってくるというもの。肌は地黒めなので、これはあると言えばありそうです。