8.6秒だけではなく八十八ヶ所とか0.8秒とかもあるよ
ほぼテレビを見ないので分かりませんが、ラッスンゴレライでブレイクし、一発屋の例に漏れず早くも廃れた感がありそうな?8.6秒バズーカというお笑いコンビについては、皆さんよくご存知だと思います。
ネットではコンビ名やネタの内容から反日だのなんだのという噂が流れているようで、その点でも話題になっている模様です。当然本人達も事務所も否定するであろうし、ネットの匿名性を良いことに燃料を目ざとく見つけて点火することで自尊心を満たしているネット民達の格好の標的にされている感もあるので割とどうでもいいのですが、確かによく分からないコンビ名ですね。その方が印象に残って覚えられやすいという戦略かもしれません。
<ネット作法>「8.6秒バズーカーは反日」説にみる炎上の原理 山本一郎 | THE PAGE(ザ・ページ)
(炎上についての一意見としてご参考までに。こちらの山本一郎氏も時に炎上しているようですので、当事者の立場からの意見としても読むことができます。)
今日はそんなお笑いの話、ではなく、8という数字に自分の好きな音楽ネタを絡めて、音楽業界にも8のつくグループが存在してますよ、ということについて取り上げようと思います。
◆八十八ヶ所巡礼
八十八ヶ所巡礼「PALAMA・JIPANG」 - YouTube
耳に残る曲が印象的ですが、なにより一目見てバンドメンバーのスタイルがてんでバラバラなのが気になります。女装趣味?の奇抜な格好のベースボーカルと、まんまロック兄ちゃんな風貌でテロテロ奏でるギター、そして坊主マッチョのやたら強そうなドラム(でもビートは正確に刻む)。どうしてこのメンバーが集まってバンドをやっているのか不思議です。メンバー間の仲は良いのでしょうか。
個々の演奏技術も高く、音楽性も個性的なので気になるバンドです。映像も面白いですね。何故みんなで野菜を刻んだりするのでしょうか。
◆8otto
8ottoと書いてオットーと読みます。
8otto Generation 888 MV - YouTube
8otto /REAL COKE'S FRIEND PV - YouTube
珍しいドラムボーカル編成のバンド。ドラムボーカルと言えば勝手にしやがれが有名ですが、器用なことをするなと思います。実は私もドラムを叩きますが、とても真似できません。あちらをやろうとすればこちらがおろそかに、という状態になります。少し古風で渋い雰囲気の男くささが魅力のロックバンド。
◆0.8秒と衝撃
8.6秒バズーカのような、名前の由来が想像できない人達。
0.8秒と衝撃。「ビートニクキラーズ」 PV - YouTube
0.8秒と衝撃。「シエロ・ドライブ10050」 PV - YouTube
0.8秒と衝撃。「ARISHIMA MACHINE GUN///」PV (full ver ...
ファンにはハチゲキなどと呼ばれることもあるようです。矢継ぎ早の歌詞と衝動的な音楽性。映像の意味は良く分かりませんが、リズムがキャッチャーで印象に残ります。全体的にカオスな雰囲気ですが曲としてまとめているのに力量の高さを感じさせます。男女ボーカルの重奏も聴きどころ。
以上、少々マイナーに走った感がありますが、気になる曲があったでしょうか。他により有名どころとしてGO!GO!7188やモンゴル800なども名前に8を含んでいますね。音楽の楽しみ方は人それぞれですが、時にはこうした観点でまとめてみるのも面白いものです。(※AKB48系列はどうなのか?という声が聞こえてくるような気もしますが、ここでは取り上げませんのでご容赦ください。)