半可通素人の漂流

哲学から魚のお話まで。半可通素人が書き散らかすネットの海を漂流するブログ。

2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

人間万事塞翁が魚(うお)

先日嬉しいことがありました。 用事があって市役所に行った際、帰ろうと思った時に「生きもの写真展」なるコーナーを発見。どうやら市内に生息している魚や昆虫などの展示をしている模様。 魚好きとしてはこれを見逃がす訳にはいきません。帰りの方を向いて…

黒子のバスケ脅迫犯はあなたのすぐそばにいる (2/2)

◆昨日は踏み込み不足でした 昨日の記事(黒子のバスケ脅迫犯はあなたのすぐそばにいる (1/2) - 半可通素人)で肝心なところの踏み込みが甘かったので、追記します。 渡邊被告の書いた意見陳述がなぜ「典型的な受験秀才の書く文章」なのか? その理由として「…

黒子のバスケ脅迫犯はあなたのすぐそばにいる (1/2)

上記リンク先の「かみぷろ」では、渡邊被告の最終意見陳述について、ロジカルであるとか、客観的な分析と文章構成力、そして言語感覚などと評しています。 私も読んだ当初は同様の感想を持ちましたが、しばらく考えた結果、異なる考えを持つに至りました。 …

ブログを書いている人の先達

先日、私がブログを書く時に心掛けていることとして、なるべくカタカナ語は使わないようにしているということを挙げました。 <a href="http://hnktusrot.hatenablog.jp/entry/2014/10/20/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0%E5%A7%8B%E3%82%81%E3%81%A61%E3%83%…

壁と静電気―「そこに僕はいた」

「そこに僕はいた」 という辻仁成氏のエッセー。 大学生の時に社会人の方と組んでいたバンドで、ボーカルさんに教えてもらって読んだ本です。 そこに僕はいた (新潮文庫) 作者: 辻仁成 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1995/05/30 メディア: 文庫 購入: 1人…

あんたは誰や あたしを惑わす

昨日、あなたは一体誰なのか?という記事を書きました。 <a href="http://hnktusrot.hatenablog.jp/entry/2014/10/23/%E6%89%B9%E5%88%A4%E3%82%92%E6%89%B9%E5%88%A4%E3%81%99%E3%82%8B%EF%BC%9A%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%AF%E7%A7%81%E3%8…

批判を批判する:みんなは私であると同時に、私はみんなである。

photo by jef safi 世にはびこっている「批判」について。 ある対象について、「それは自分の考えと違うから」と批判して溜飲を下げるという光景を私たちはしばしば目にします。 しかし、その一点のみの視点から感情的な批判を行うだけでは、自分にとって都…

あなたの立ち位置は何処ですか?:哲学、心理学、禅の違いについて

photo by h.koppdelaney 先日、友人の奥さんと私が興味のある哲学、心理学についてたまたま話をする機会がありました。 彼女は禅にも詳しく、私がそれらに興味があると言うと以下のことを教えてくれました。 「哲学、心理学、禅にはそれぞれ捉え方の違いがあ…

まずは雑巾掛け、皿洗いから。:量質転化で自分を変えられる

まずは質より量をとれ。 「量質転化」について書きます。 聞き慣れない言葉かもしれませんが、量質転化とは哲学の弁証法における法則の1つです。 ちなみに物理学の世界では「相転移」とも呼ばれます。 http://combine-art.com/html/blog/matsumoto/post/blog…

ブログ始めて1ヶ月経ったので振り返ってみる:ブログを書く時に心掛けている6つのこと

9/15にこのブログを始めて、気が付いたら既に1ヶ月を経過していました。 そこで1ヶ月記念に本ブログについて振り返ってみます。 ◆記事数 10/14時点で29記事を投稿しました。 まずはなるべく毎日書くことを目標に1日1記事のペースで続ける方針をとっています…

とある週末の記録

先週末に外出先で通りすがった商店街で、古本フェアをやっており通りの真ん中スペースにずらーっとテントが出ていました。 その中に驚愕の3冊100円スペースを発見したので、思わず大量につまみ買いしました。ちょうど気になっていた本がいろいろ手に入り、ど…

とにかくかき混ぜろ、話はそれからだ。:ちょっとの工夫でいつもの納豆が美味しくなる方法

昨日地獄先生についての話を書いて、ふと「何で今頃ぬ〜べ〜なんてドラマ化するんだろう?」と疑問に思いました。 少し考えてみて、「ぬ〜べ〜が連載されていた頃に読書だった世代のテレビ局スタッフが局内でそれなりに影響力を行使できる地位についてきた。…

名は体を表さない:相対性理論という不思議な違和感を持ち合わせたバンド

名前と体の不思議な違和感。 演奏とボーカルの不思議な違和感。 相対性理論という少しマイナーな日本のバンドを紹介します。 相対性理論 (バンド) - Wikipedia 公式HP まずは「地獄先生」という曲。 最近ドラマ化で話題の地獄先生ぬ〜べ〜ではなく、先生に恋…

大人になる、とはどういうことか

photo by heath_bar 身体は大人、頭は…。 友人のブログ記事→ 本来無一物: 【155】誠実であるために に刺激され、「大人になるとは」について考えました。 “僕は小さいころからかっこいいおっさんになりたいと思っていました。その成分は誠実・素直・真摯など…

私の偏愛する道具達:1人釣り具まつり

先日収納を整理していたら、趣味の釣り具が沢山出てきて1人テンションが上がったので、勝手に1人釣り具まつりを開催します。 まずはルアー(疑似餌)達。主にブラックバスという魚を釣るための釣り具です。緑のやつはダイワのピーナッツという往年の名作クラ…

黒い闇の中物の怪がダンス:墓場鬼太郎を観た

悪い鬼太郎。 「墓場鬼太郎」というアニメをご存知ですか? ずっと観たいと思っていたものの機会に恵まれず、3年越しくらいでようやく観ることができました。 2008年1月10日 - 3月20日にフジテレビ系列の深夜アニメ枠『ノイタミナ』他で放送された。全11話。…

季節の味覚と釣りと花:山形写真日記

先週末ですが、用事があり山形に行ってきました。 今日はその時の記憶を写真で振り返ってみようと思います。 行きの昼食時に寄ったサービスエリアでの食事メニュー。 よく見てみるとメニュー番号の順番がバラバラで、券売機のメニュー選択ボタンの並びと全く…

ラジオ体操第二のアレ、ガニ股でやりますか?

子供心に残っている、気恥ずかしさとくだらなさ…。 今日は至極どうでもいいことについて、また気になったので書きます。 ラジオ体操第二のアレ、というと大抵の人には察しがつくと思います。 あの腕をムキっと曲げて足も屈伸する、アレです。

牛スジって牛のアキレス腱なんだって

photo by Brian Auer 寝る前のストレッチをしている時に、ふとアキレス腱のアキレスって何だ?という疑問が湧きました。 こういう時のGoogle先生、ということで。

信頼してもいいけど信用してはいけない:価値観の違いがもたらすもの

、「『中国人は信頼してもいいけど信用してはいけない。』とよく言われる。なぜなら価値観が違うから。価値観の違うものはどう言っても理解されない。そういうものと考えるしかない。」とも言っていました。現地で仕事をするうえで、そのことをよく理解して…

深い、深い映画、心に染みいる物語:「かいじゅうたちのいるところ」を観た

記憶が薄れないうちに書きます。 先日、「かいじゅうたちのいるところ(原題 Where the Wild Things Are)」を観ました。 かいじゅうたちのいるところ [DVD] 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ 発売日: 2010/11/03 メディア: DVD 購入: 3人 クリック:…

ステップ型思考とスキップ型思考:思考の枠に囚われず地に足をつけて見てみよう

昨日に引き続き父との会話から印象に残ったことについて書きます。 私の父は中国に単身赴任しており、国慶節(中国の建国記念日)の休みで日本に一時帰国していたので久しぶりに話をしました。 なお国慶節と旧正月(2月頃)の2回しか長期休暇が無いので、年2…

目を見れば分かる、という話

灯台もと暗し。 先日、ふと私の父と過去記事に書いた日本とヨーロッパの明かりの違いについて話す機会がありました。 <a href="http://hnktusrot.hatenablog.jp/entry/2014/09/28/221711" data-mce-href="http:/…

人はみな象であると同時に象使いである:「スイッチ!」を読書中

スイッチ!という本を読み中。「変われない」を「変える」本。人の感情と理性を「象」と「象使い」に例えて、行動を変えるには象と象使いの両方に訴える必要があると説く。豊富な具体例もあり分かりやすく参考になります。分厚いけど読みやすいよ。

「コンピュータおばあちゃん」というほんのりオカシなテクノポップ

「コンピュータおばあちゃん」という歌をご存知ですか? Ryuichi Sakamoto - Photo Musik & Computer Grandma - YouTube →動画の前半は別の曲です。3:02~あたりから始まります。

新しい自動改札機は「利用者目線」に沿っているか?

日常でふと感じた違和感。 今日はそんなことを取り上げてみます。 ◆新しい自動改札機が使いづらい 少し前からJR自動改札の料金表示が奥から手前に変更されて(JR東日本の話です)、Suicaからいくら引かれたかが見えにくくなって使いづらいと思っていました。何…