半可通素人の漂流

哲学から魚のお話まで。半可通素人が書き散らかすネットの海を漂流するブログ。

別離(わかれ)に対する処方箋‐頓服として聴きたい曲をまとめてみた

 人生楽ありゃ苦もあるさ。出会いがあれば別れがあるのが世の常です。

 


水戸黄門主題歌 「あゝ人生に涙あり」 初期ver. (歌詞付き) - YouTube

 

 前回、前々回と出会いについて書いたので、今回は別離(わかれ)について取り上げます。ただ別離についてつらつらと書いても芸がないので、好きな音楽と絡めることで気分が沈むのを防ごうと思います。
 というわけで私のお気に入りの音楽の中から、別離に際して聞きたい曲を雑感つきでまとめようと思います。「歌は世につれ世は歌につれ」という言葉の通り、歌は世相を反映します。歌に限らず、音楽は心を解きほぐし、気分を変えてくれる効用を持ちます。人間辛い気持になることもあります。そんな時に服用する頓服の処方箋として、多少の救いになれば幸いです。
 

◆真面目に効くストレートタイプ:バファリン的に半分は優しさでできています

 
 →初期のサカナクションが生みだした名曲。私はサカナクションが札幌で売れ出した頃ちょうど北海道におり、好きなテクノ+ロックを融合させた新しいバンドとして注目していました。今やビッグになって少し寂しい。夜釣りで感じる独特の寂しさをモチーフに、夜、水面などの言葉が効果的に紡がれていきます。
 

 

 →同タイトルの漫画を原作とした映画の主題歌となった曲です。アジカンらしい青春の疾走力溢れる1曲。バンドでやるとモテるやつです。

 


星になれたら Mr.Children - YouTube

 

 →言わずと知れたミスチルの名曲なので説明不要です。前向きになれる曲。

 


C7 GO!GO!7188 - YouTube

 

 →GO!GO!7188はどこか真っ直ぐ伝わってくる訴求力と演奏の力強さがあります。この曲は軽音関係をやっていた人なら割と知っているんじゃないかと思いますが、当時けっこう流行りました。私にはあなたより大事なものがある。

 


荒井由実 あの日にかえりたい [歌詞] - YouTube

 

 →ユーミンの名曲。ちょっと年上向き?卒業シーズンによく似合う歌です。歌上手いよなあホント…。

 


sayonara color - YouTube

 →SUPER BUTTER DOGハナレグミで活躍する永積タカシ氏の名曲(SUPER BUTTER DOG名義)。サヨナラcolorという同名の映画の主題歌になっていますが、これは竹中直人氏がこの曲にインスピレーションを受け、映画を監督したという逸話があります。サヨナラから始まることがたくさんあるんだよ。
SUPER BUTTER DOGは「LOVERS法」という曲がファンキーでとても良いです。

 

◆ひたすら浸るダウナー系:たまには泣いたっていいじゃない

 
 
 →ケツメイシも聴きますよ。大学時代に好きだった友人の影響です。「そばにいて」は歌詞がズルイです。「涙」は有名なのであまり言うことはありません。
  


風味堂 - サヨナラの向こう側 - YouTube

 →この動画は途中までですが…。傷口に塩を塗り込むような歌詞なので、ちょっと劇薬注意です。未練たっぷり。
 
 
 →この動画も途中まで。風味堂は残念ながらあまりYouTubeに上がっていませんね。別離といってもこれは永遠の別離です。周りの1人1人に想いを伝えていく言葉が刺さります。
 
 
 →ど真ん中の選曲で恐縮です。毎年3月9日がくると聴きたくなる曲。
 


『オレンジ フルver』国民的SMAP平均年齢24でこの貫禄 木村様既婚 - YouTube

 

 →まさかのジャニーズ(笑) しかしこれはいい曲です。別れた相手に感謝の意を伝えるという綺麗な別れ方がまさにジャニーズ的理想像。この歌は特にキムタクの独壇場ですね。

 


山崎まさよし / One more time,One more chance - YouTube

 

 →説明不要ですね。

 


Chatmonchy - 恋愛スピリッツ Live - YouTube

 

 →これに関してはすごい曲、としか言いようがないです。女の情念の深さを感じさせるどこか演歌のような味わいさえ滲み出てくる作品です。これを作詞したえっちゃん何者なんや…。

 

◆ぶっ飛ばす!アッパー系:やり場のない感情は歌にぶつけよう

 →オリジナルはボーカルが違いますが、バカな元彼をカレーとかけてすっきりと別れを告げる曲。この「つしまみれ」はマイナーですがかなり良いです。
 


つしまみれ - 脳みそショートケーキ [Live at Yoshi's in San Francisco 8 ...

 

 この脳みそショートケーキという曲、歌詞もそうですが、ライブ動画を見ると完全にイカレてしまっています。オリジナルはもうちょっと聴きやすい?です。これでボーカルがもと小学校教師だというから世の中よく分からないです。

つしまみれ - Wikipedia

私もバンドでコピーしましたが、このドラムはテンションが非常に上がります。

 

 その他、
 
 
など粒ぞろいの曲たち。私はパンバスケットあたりが特にお気に入りです。ちなみに新宿には「すしまみれ」という寿司屋さんがあります。気になる人はチェックしてみてください。
 

◆ギリギリを攻める脱法ハーブ系:深淵への入り口


aiko-『えりあし』music video short version - YouTube

 

 →もう未練たっぷりで下手するとストーカーになりかねない、という意味でギリギリの曲。最後のフレーズが全てを象徴しています。aikoは別れのドロドロ歌と好きで好きでのキュンキュン歌の両極端が魅力です。

 


三国駅 aiko - YouTube

 

 →これもaikoの情念が詰まっています。

 

◆番外編

 感情の持って行き方がどうにもわからなくて制御不能、アウトオブコントロールなってしまった場合、無理にどうこうせずにおとなしく時間が解決してくれるのを待ちましょう。Out of control でも聴きながら。

 


The Chemical Brothers - Out Of Control - YouTube

 
 
 その他、以下は候補になったもののYouTubeで見つからなかった曲たちです。
良い曲も沢山あるので、気になる方はチェックしてみてください。