半可通素人の漂流

哲学から魚のお話まで。半可通素人が書き散らかすネットの海を漂流するブログ。

オバケの英語は「ゴマ」と「ちくわ」、「プチトマト」、「インゲン豆」で理解せよ

   「中高大学と10年間英語を習っても話すことができない」…
 
   これは日本の英語教育の明らかな欠陥ですが、英会話と同様に発音も全然できるようになりません。これは英語教育が受験対策に特化していることによる病理ですが、発音に関しては言語の成り立ちが日本語と英語では大きく異なるということにも起因しています。発音が理解できなければネイティブの会話が聞き取れず、自分で話すにも相手に通じるかいまいち自信が持てません。かといって「それっぽく」発音してみると何だか気取っているような印象を受ける始末。
 
   どうにも手を焼く発音ですが、母国語でない以上訓練をしないと能力は向上しません。ということで本を買ってみました。
 

 

新装版 オバケの英語 【CD付き】

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Teach For Japan、クロスフィールズ、ヒューマン・ライツ・ウォッチという変革者たち − ソーシャルビジネス話の続き(その2)

   前々回、前回と書いている社会的企業に関するフォーラムの覚え書きの続きです。遅筆で恐縮です。
 
   この日は米倉誠一郎氏、NPO法人フローレンスに加えて、NPO法人Teach For Japan、NPO法人クロスフィールズ、国際人権NGOヒューマン・ライツ・ウォッチといったソーシャルビジネスを手がける団体が登壇していました。以下にそれぞれご紹介します。

 
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全米150都市に翌日までに荷物を届けるには?に学ぶイノベーションの手法 − ソーシャルビジネス話の続き

   前回の記事で書いた社会的企業に関するフォーラムの覚え書きを続けます。
 

イノベーション研究第一人者の話

   前回ご紹介した認定NPO法人フローレンスの話の前に、基調講演としてイノベーション研究の第一人者として有名な米倉誠一郎氏による「何故いまソーシャルイノベーションなのか」という話がありました。
 

「37.5℃の涙」のモデルになったソーシャルビジネスの話を聞いてきた

http://www.flickr.com/photos/32119772@N03/6157264353

photo by Intersection Consulting


 

◆ソーシャルビジネスという事業

   社会的課題をビジネスの手法で解決するーー「社会的企業」、「ソーシャルビジネス」あるいは「ソーシャルイノベーション」という企業体が近年注目されています。バングラデシュにあるグラミン銀行ムハマド・ユヌス総裁と共に2006年にノーベル平和賞を受賞し、一気に認知度と世間の注目度が上がったことはご存知の方も多いと思います。
 

「みんなちがって、みんないい」じゃないと病んでるし楽しくないよね

    先日の記事で川についての話を幾つかご紹介しました。少しでも興味を持っていただけたら幸いですが、私がいわばニッチな分野である「川マニア」になっている理由の一つに大学在学時に行っていた研究があります。

 
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